アスレチックトレーナー資格ってどうとるの?

アスレチックトレーナーは国家資格ではありませんが日本体育協会とジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会で認定されている資格です。アメリカでの需要の高さから、これから日本でも伸びてくるであろうと今注目されています。
ではアスレチックトレーナー資格はどのようにして取るのでしょうか?

入り口の狭い資格であるアスレチックトレーナー

ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会の場合ですが、すでに柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師・理学療法士・作業療法士の資格が無い人には取得する事ができない資格です。どうしても取得したいのであれば、まずはそれらの資格を取得できる専門学校や大学に行き、アスレチックトレーナーの前に資格の取得が必要となります。
それ故、アスレチックトレーナーになりたいという人がいてもそのハードルの高さに諦めてしまう人が多いのが現状です。
ただしジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会の場合であれば、それらの資格さえあれば誰でも入会金1万円と年会費1万円を継続的に払いさえすれば、会員として認知されます。ただしジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会で資格を認められても、それによって就職の幅が拡がるという様な事はありません。むしろ自分と同じ様な会員との交流を目的としたもので、人脈を目的として入会を目指す人が多いようです。
ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会の資格はあくまでも会員になった時点での資格ですが、きちんと講習や試験を行ったうえでの資格が取りたいのであれば日本体育協会のものをおすすめします。
日本体育協会の資格はまずこちらも日本体育協会が認める専門学校や大学において指定の講座を取得するか、既にスポーツトレーナーとして全国レベルの選手に関わった実勢のある様な人しかアスレチックトレーナー養成講座を受講する事はできません。
こちらの講座は指定の講座を受講すると試験があり、そちらに合格するとアスレチックトレーナー資格をもらう事ができます。試験は合格率60%程度となっていますので、決して易しいものではありません。
また費用ですが、共通科目1万9440円、専門科目66960円、実技試験検定料32400円が必要となります。
日本体育協会のアスレチックトレーナーの方が専門的要素が高く、きちんと試験もあるために幾分か信頼性の高い資格となっております。ですのでこれからアスレチックトレーナーになるのであればぜひ日本体育協会の定めるアスレチックトレーナーになってほしいものですね。