転職時、何を気にする?

ずっと会社に尽くして頑張ってきたけれど、いつまでも出世するわけでもなく、給与が上がるわけでもない・・・そんな日々が続くと会社に貢献する事が虚しくなってきますよね。
諸行は無常、変わらない事なんてないといずれ認めてくれるはずと無理矢理思ってみても、ふと気付くとポキリと折れている自分の心に気付く事があります。そんな時ふと頭によぎるのが転職ですね。
しかし転職する事を考えて求人誌などを覗いてみても、何を基準に転職先を選べばいいのか見当がつかないのではないでしょうか?
転職をした経験が無い方は、よく求人情報の罠に引っかかって条件が良さそうに見えたので転職してみたらブラック企業でろくでもない所だったという苦い思いを味わう人が多いのです。
ですからそうならないために、ここで求人情報の見方をそっと教えます。

年収や休暇の本当の判断の仕方

年収はもちろん高ければ高いほどありがたいものです。むしろ年収の高い順番に求人情報を並べて上から応募してもいいくらいです。
休暇については年何日とか書いている所や週休二日と書いている所など様々ですが、休暇が年に100日未満の所は週休2日で月8日休みがあるとして12か月で96日ですから、それ以外の休みはほぼ無いと思った方がよいです。年に100日以上の日数が書かれている所なら、祝日などもきちんと休みがもらえるでしょう。
また、社員の平均継続年数や平均年齢が書かれている募集もありますよね。これは非常に重要で、平均年数が短い企業は働いている人の離職率が高いという見方が出来ます。また、平均年齢が若いと年を経てくると肩たたきにあって会社に居づらくなったりやはり離職率が高くて若い体力のある人しか勤められないくらいにハードに酷使されるのかなと予想できますね。
また、賞与が充実しているように見えるけどその分基本給が低い所は、実際にもらえる賞与は基本給を元に計算されますので、手元にはそこまで入らないという事もあります。給与の仕組みはきちんと転職前に確認しておくべきです。
また、会社のセールスポイントは様々にありますが、やめておいた方がいい会社がよく使う言葉として、「アットホームな会社です」というものがあります。
アットホームというと一見皆仲が良くて雰囲気が良さそうに感じますが、実際にアットホームを売りにしている会社で雰囲気がいい所を見たことがありません。
それらも鑑みた上で、書いている事と実際が何一つ違うとんでもない会社というのもたくさんあります。結局の所転職してみないと分からない事がほとんどですので、とりあえず気になった企業があれば面接を受けてみてはいかがでしょうか。