ヘルスケア業界はどれくらいの市場規模があるの?

ヘルスケアとは健康の維持増進のために役立つ商品を扱っている分野で、ドラッグストアが至るところにあったり私も日常的にサプリメントを摂取していることを考えると、とてつもなく巨大な市場を形成しているんじゃないかと予想できます。
実際の市場規模はどのくらいのものなんでしょうか?

国内のヘルスケア産業の市場規模は45兆円程度らしい

アメリカの大手コンサルティング会社が行った調査によると、日本のヘルスケア産業の市場規模は45兆円程度あるらしく、これは国内の産業全体の7%程度に達するそうです。
ヘルスケア産業は国内の7%の市場をシェアしているわけですから、なるほど確かに巨大な市場を形成しています。ただ、これだけではどこからどこまでをヘルスケア産業と定義しているのかがはっきりとしません。もしかしたら医療機器なども含めてヘルスケア産業と総称しているのかもしれませんからね。
大体、健康の維持増進に役立つものを全てヘルスケア産業に分類するものと定義するのであれば、トランプやカルタ・ゲーム機は認知症の予防に役立つからヘルスケア産業に属するということになります。
そんないいかげんなジャンル分けは流石にされていないはずですが、データの取り方次第では市場を大きく見せるために本来ならばヘルスケア業界には属さないものもヘルスケアの市場に含んでいるかもしれません。
ヘルスケア業界の市場規模は間違いなく巨大なものだと思います。ただ、45兆円という数字が正しいかどうかは、定義の仕方次第でどの様にでも変化してしまいますので、数字を具体的に出すのは非常に難しいといえるでしょう。

今後も巨大化する可能性が高い業界である

ヘルスケア業界は今後も市場が巨大化するであろうと多くの識者が分析しています。
先進国では戦争や病気の心配が昔に比べれば圧倒的に減っているのでその分興味が健康に向かうからです。
また医療の在り方として、西洋医学的な病気や疾患をなくすという「治療」だけに目を向けるのではなく、東洋医学的なそもそも病気にならない身体を作るための「予防」に多くの方が注目していることも原因として挙げられます。
ですからヘルスケア業界の市場は今後も増々大きくなっていくでしょう。