セラピストって呼ばれる職業はどんなものがあるの?

セラピストという言葉はよく使われる言葉だし、それ故によく耳にする言葉でもあります。Indeedでセラピストと検索すると、8739件の求人があります。そしてその仕事内容はセラピストという言葉で一括りにはできない程に多岐に分かれています。

セラピストと呼ばれる職種がいる仕事場①エステやリラクゼーションサロン

エステやリラクゼーションサロンで施術を行う人の総称をセラピストとしているところは多いです。今、セラピストというと多くの人がこれらの業種をイメージするのではないでしょうか?セラピストはこれらの場所でマッサージや美容に関する様々な施術を行います。利用する方は美容効果や肩こりなどの疾患を和らげるために利用したり、又は単に気持ちいいから利用したりと様々な理由で通います。気軽に美容効果や癒しを提供してくれる存在として、欠かせないですね。

セラピストと呼ばれる職種がいる仕事場②医療現場

医療現場にもセラピストと呼ばれる職種はあります。医療現場では心理療法師や理学療法士がセラピストにあたります。サイコセラピーというものがあり、心理療法師はサイコセラピーを行います。サイコセラピーとは心の病を治療する技術です。心の病を治療する技術というとカウンセリングを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、カウンセリングは話を聞くことを中心にしていくのに対して、サイコセラピーでは患者に積極的に介入していきます。心理療法師という資格が厳密にあるわけではなく、精神科医や看護師、臨床心理士などが医療の現場ではサイコセラピーを主に行います。心理療法を行う人をセラピストと呼びます。また、理学療法士は身体的なリハビリを行うことがメイン業務となる職種ですが、フィジカルセラピストと呼ぶこともあるのでセラピストに分類されるでしょう。セラピストという言葉からは心理的な癒しを与える人というイメージがあるのであまり理学療法士にはセラピストというイメージを抱きにくいかもしれませんが、身体的なセラピーを行っているので理学療法士もセラピストに分類されるわけですね。

セラピストと呼ばれる職種がいる仕事場③カウンセラーなど癒しを仕事とする人がいる現場

カウンセラーは病院だけではなく町の至るところにいます。そしてそういう人らはカウンセラーとして話を聞くだけではなく、ヒーリングなども行うことがありその場合はセラピストと呼ばれることが多い様です。日本では正確にはセラピストと呼ばれる資格が存在しないため、なんとなく癒しを仕事として扱う人のことをセラピストと呼ぶみたいですね。