航空業界って華やかな印象があるけれど・・・

子供がなりたい職業は?と聞いたら男の子の1位はパイロット、女の子の1位はスチュワーデスという時代がありました。パイロットはカッコよくて高収入、スチュワーデスは社長や著名人にチヤホヤされて幸せな寿退社というイメージをたくさんの人が当たり前に持っていました。
しかしそんな時代は何十年も前の話で、今はそれ程ではありません。今航空業界は実態としてどの様な感じなんでしょうか?

パイロットはとにかく帰れない!

パイロットという職種はとにかく家に帰れないそうです。月に2、3日も家に帰る事ができればいい方で、たまに帰っても疲れて休んでいるだけという状況で、中にはこれが本当に自分の家なのかと錯覚してしまう人もいるとか。
ほとんどが国外線のパイロットならばホテル暮らしみたいですね。ある方は俺たちは空の上のジプシーなんだよ、とニヒルな笑いを浮かべていました。

実は激務なスチュワーデス

スチュワーデスというとかつては女性の憧れの職業で、年収1000万円もざらではなかったそうです。ただ今では落ち着いており、日本航空などの大手でも400万円、それより規模の小さい企業であれば250万円程度となっているみたいです。
年収面での魅力は少なくなりましたが、実際の業務はどうなのかというととにかく気の強い女性が幅を利かせる職場であるようです。パワハラは当たり前、そしてそれに歯止めをかけるシステムは整っていないという所が業界全体の風潮の様で、そこまで魅力的な業界ではなくなっているといえるかもしれません。
不規則で過酷な業務、辛い人間関係、そこまで高くない給与ではやる気を持続させるのは難しいでしょう。
ただ、スチュワーデスは今でも男性からは絶大な人気があるようで、合コン三昧であるスチュワーデスは多いみたいです。スチュワーデスは結婚相手を探して寿退社したい人にはもってこいの職種であるといえますね。

航空業界が人気でなくなった理由

昔は航空業界というと実質的には国営企業の様な所ばかりでした。それは日本だけではなく、世界的にそうでした。
しかし今は格安航空などがある事からも分かる様に、様々な所が運営していますよね。そうなると給与面でも大手とは倍近い差が出たり、休みもなくこきつかわれたりと無茶がまかり通ってしまうこの世の中で、業界に対する目線が厳しくなるのも仕方がないものなのかもしれません。民間の航空会社はパイロット不足である事が多く、それだけでも激務である事が分かりますね。