セラピストはどんな接客をするべきか

セラピストにとって技術や知識以上に重要視されるのが接客術です。セラピストは顧客の身体に触れるという密なコミュニケーションを必要とする仕事ですから、比較的顧客と仲良くなりやすい職業ではあるのですが、それでもそれなりに接客態度が伴っていないとやはり顧客離れに繋がってしまうでしょう。
では顧客の態度をがっちりとつかむ接客を行うにはどうするべきなのでしょうか?

こだわりを持たない

セラピストとして生活が厳しい人の特徴として、変なこだわりを持っている人が多い事が挙げられます。
例えばマッサージでは絶対に顧客が痛く感じなければならないと思って施術を行っている人もいます。ただそういう人はもちろん痛いのが嫌な人は2度とやってもらおうとは思わないので、結果的にあまり顧客がつきません。
そういうのは接客にも現れます。自分とは違う意見を言う顧客の意見を否定したりすると、顧客はいい気分がしないので違うセラピストに今度はやってもらおうと思うでしょう。
自分のこだわりを押し付けるのではなくて、相手が何を求めているのかを感じ取る姿勢が必要です。そして顧客が求めている事をすれば、セラピストとして人気が出てリピーターも増えるでしょう。

身だしなみは清潔に

セラピストは身体に触れる職業ですので、清潔感は絶対に必要です。セラピストはどちらかといえば女性が有利な職業ですが、その最大の理由は女性の方が清潔感を感じやすいからです。
見るからに不潔で、不快感を感じる様な人に身体に触れてほしいとは思いません。逆にいえば、まだ技術や知識が十分でない頃であっても清潔感さえあれば十分にセラピストとしてそれなりに働く事は可能です。

リラックスする

セラピストに最も必要なものはリラックスである、と結論付けるセラピストは多いです。余計な緊張をセラピストがしていると、顧客は敏感にその緊張を感じ取り、十分にリラックスして施術を受ける事ができません。
接客でも同様で、緊張してガチガチだと顧客も大丈夫かな・・・と不安を感じてしまいます。そして自然ではない作り笑顔というのは悟られると不快感を与えてしまいます。
ですから常に身体を柔らかく、リラックスする事を心がけましょう。